今日で、ミュージカル「ダンス・オブ・ヴァンパイア」の東京公演が千秋楽を迎えました!
平方元基アルフレートと私、神田沙也加サラは一足先に昨日で終わり。
今日30日、全体が千秋楽です。
お稽古から考えると、役2ヶ月帝劇に通いましたね。
挨拶でもお話しさせていただきましたが、お稽古初日、顔合わせから、
「始まった」ではなく、「終わっていく」と思っていました。
それくらい愛おしく大切な時間になると分かっていたからです。
久しぶりのミュージカルで、私からすると(やっと)という感覚がありましたが、アナ以来初めて、神田が出演するミュージカルをご観劇くださる方もいらっしゃるかと思うと、せっかく期待してくださった気持ちを裏切るわけにいかない、だから勝負だと思っていました。
やりたかった役って、掴んだらゴールではない。
やらなければ、ずっと憧れていられて、決別しなくてもいいんです。
大好きな作品でも大好きな役でも、その想いのぶんだけ自分に適正するかは別問題。
それは半ばタイミングとか、運とか、そういう努力以外のものも作用している気がします。
サラはそれでも掴み取りたい役でした。
そう、サラという役は私にとってすでに特別ですごくやりたかった役で、やっとやっと届いて、でもやってみたらすごく難しい役で、でもやはり幸せな役だと感じます。
大千秋楽まで気を抜かず、大好きな世界に精進し続けると誓います。
さやサラ